「今日、何して遊ぶ?」——道具もカードもない場所でそう聞かれたとき用に、僕は「まわして」というパーティーゲームのサイトを作っています。その遊び方ガイドが 19 本たまって自分でも探しにくくなったので、この記事を索引にします。引き方は場面から・困りごとから・ゲーム名からの 3 方向です。

スマホ 1 台を手で回しながら、3〜8 人で遊ぶタイプのゲームが 13 本。ブラウザで開くだけで、アプリのインストールも登録も課金もありません。

急いでいる人向けに先に書くと、迷ったらタップだけで回るせーのドン (約 8〜10 分) から。4 択の質問にこっそり答えて一斉に開票するゲームで、初対面でも子どもがいても事故りません。それで場が温まってから、この索引に戻ってきてください。

誰と、どこで遊ぶ?

場面記事
学校の休み時間・学級レク学級レクの組み立て方
文化祭・学園祭の隙間時間準備・店番・打ち上げ別の選び方
修学旅行・合宿の夜音量を下げていく夜の進行
遠足・移動中のバスバスレクの組み立て方
飲み会・宅飲み飲み会の余興ガイド
初対面・アイスブレイク自己開示を強要しない選び方
帰省・正月の親戚の集まり3 世代で公平に遊ぶ
ハロウィンパーティー仮装したまま遊べるゲーム
クリスマス会子ども会・家族・職場の 3 分岐

季節ものは公開時期がそのまま使いどきです。10 月はハロウィン、12 月はクリスマスと正月、2〜3 月は学級レク (クラス替え前) と修学旅行の準備、そして 9〜11 月が文化祭。

場面の記事は、どれもその場の物理的な制約から書いています。学校系 (学級レク・文化祭・修学旅行・バスレク) で効くのは時間の刻み方で、休み時間の 10 分に何が入るか、消灯前にどう静かにしていくか、座席が離れていてもどう回すか。大人系 (飲み会・初対面・正月) で効くのはむしろ話題の安全性で、役職差のある席や親戚の集まりで踏んではいけないデッキがどれか、という話が中心になります。自分の会がどちらに近いかで、読む順番を決めてください。

困っているのは、ゲーム選びじゃないかもしれない

会が心配なとき、じつは原因がゲームの種類ではないことがよくあります。「盛り上がらなかったらどうしよう」の中身をほどくと、たいてい説明・人数・特定の誰かのどれかで、それぞれ別の解き方があります。心当たりのある行から。

困りごと記事
ルール説明を任されるのが苦手そのまま読める 1 分台本集 (全ゲームぶん)
話すのが苦手な人がいる無言で成立・一言だけ・パスで逃げる
人数が多すぎる (9 人以上)卓分け大全
どのデッキを選べばいいか分からない全 53 デッキの場面別早見表

この 4 本は場面を選びません。特に台本集とデッキカタログは、当日その場で開いて使う前提で作ってあります。順番でいうと、幹事として最初に読む価値があるのは台本集です——「説明できるか」の不安が消えると、残りは全部ただの選択の問題になるので。逆に、特定の誰かのことが気がかりで探しに来た人は、話すのが苦手な人向けの記事を先に読んでください。あの記事は「苦手」を即興・注目・評価の 3 つに分解して、それぞれに逃げ道があるゲームを逆引きする作りにしてあります。

ゲームを上手くなりたい (遊んだあとで)

ここから先は、一度遊んでみたあとで読む用です。まだ 1 本も遊んでいない人は飛ばしてかまいません——「もっと強くなりたい」「もっと盛り上げたい」と思ってから戻ってくると効きます。どれも精神論ではなく、そのゲームの得点構造や仕様から逆算した戦術を書いています (たとえば、くるしいわけの投票基準は「面白かった」ではなく「いちばん許せた」言い訳なので、笑わせにいくより許されにいくほうが点になる、という具合)。

ゲームコツ記事
はぐれワードヒントの強さの塩梅
知ったかリレー語りの型と 4 人通しの実例
めもりあわせ割れない一言の作り方
くるしいわけ20 秒で許される言い訳の組み立て
かぶりけしかぶらないヒントは 2 番目の連想から
うそじてんじてんっぽい嘘の書き方
かぶりけし紹介ページへ →かぶったら、きえる。3〜8人6人で約20分スマホ1台

読み比べると、同じ「一言をひねり出す」遊びでも最適化の向きが正反対だったりします (めもりあわせはみんなに寄せる、かぶりけしはみんなから逃げる)。2 本続けて遊ぶ日は、この対比を卓で共有しておくと切り替えが効きます。

思い切って書いているものもあって、うそじてんの記事では出題側の作問規則 (架空の単語は、音の気配で意味の方向を合わせてある) まで明かしています。手の内を隠すより、全員が知っているほうが読み合いが深くなるという判断です。

5 分・10 分・30 分で選ぶ

時間から引きたいときの目安です。13 本のうち 7 本は、始める前にラウンド数を減らして短くできます。残り 6 本は固定なので、表の時間がそのまま必要です。

歓談のあとの 30 分なら、10 分級を 2 本 + 予備 10 分が組みやすい形です。予備は盛り上がったゲームの「もう 1 回」に使うのがいちばん満足度が高くなります。

並べる順番にもコツがあって、タップだけで回るものから、声を出すものへが安全です。初対面や、まだ場が温まっていない卓でいきなり演技や語りを求めると固まります。逆に、締めに向けて静かにしていきたい夜 (合宿や打ち上げの終盤) は、この順番を逆にたどってください。どちらの向きで組むかは、その会がこれから盛り上がるのか、そろそろ終わるのかで決まります。

まとめ: 迷ったら場面から引く

場面で引いて、困りごとで引いて、上手くなりたくなったらゲーム名で引く——この索引はそういう作りです。記事はこれからも増えるので、このページも育てていきます。

今日これから遊ぶ人は、場面の表から 1 本。幹事を任されて準備の時間がある人は、1 分台本集を先に——説明の不安が消えると、あとは全部ただの選択の問題になります。そして「なぜこのゲームはこういうルールなのか」が気になった人向けに、作っている側の記録 (ルールを純関数に集約した設計、圏外対応、AI ペルソナパネルへの判断委任、LLM エージェント同士の実対局テスト) を /dev/ に置いてあります。どれも道具なし・スマホ 1 台で遊べるゲームの話です。今日の集まりに、まず 1 本どうぞ。